西武・佐野、戸川が戦力外 戸川の実家はモーリス育てた競走馬生産牧場 佐野は母がタイ出身のハーフ左腕

[ 2022年10月23日 11:15 ]

西武・佐野(左)と戸川
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 西武は23日、佐野泰雄投手(29)と戸川大輔外野手(26)と、来季契約を結ばないことを発表した。

 戸川は14年育成ドラフト1位で入団し、15年オフに支配下契約。北海道日高町の実家は競走馬を生産している「戸川牧場」で、有名馬は15年の年度代表馬で国内外G1で6勝したモーリス。戸川自身も子供の頃は乗馬クラブに通って騎手を目指し、モーリスの世話もしていた。通算28試合の出場で打率・109、1本塁打。今季は6試合の出場で「8年間、ライオンズで野球をやらせていただいて、球団には本当に感謝しています。一番印象に残っているのは、19年5月25日のプロ初ヒットです。千葉で打ったプロ初ホームランも印象深いですが、それ以上に、地元ベルーナドーム(当時メットライフドーム)で打った初ヒットの時のあのライオンズファンの歓声は今でも忘れられません。目立った成績を残すことはできませんでしたが、8年間、応援し支えてくださったライオンズファンの皆さま、関係者の皆さま、そして家族に、感謝しています。本当にありがとうございました」と感謝した。

 佐野は14年ドラフト2位で入団し、通算105試合に登板。17年に自己最多3勝を挙げて通算6勝5敗、4ホールド、防御率4・38だった。母のウェウワンさんはタイ人で、2歳までバンコクで育ったハーフ左腕。「幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、とずっと埼玉で育ちお世話になってきました。そしてプロでも埼玉西武ライオンズでプレーすることができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。プロ8年間で一番印象に残っているのは、19年6月11日のジャイアンツ戦です。あの日は今井が予告先発だったのですが、自分が緊急で先発することになり、当初2~3回予定だったのが、4回を無失点で抑えることができて、その後のリリーフ陣もみんな好投して完封することができました。みんなの力を合わせて、チーム一丸でつかんだ勝利でしたので思い出深いです。いい時も悪い時も、どんな場面でも熱い声援を送ってくださったライオンズファンの皆さまに、本当に心から感謝しています。ありがとうございました」とコメントした。

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2022年10月23日のニュース