エンゼルス 大谷と1年約43.5億円で契約合意 年俸調停回避で記録更新の大型契約 23年オフ争奪戦か

[ 2022年10月2日 05:43 ]

エンゼルス大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が1日(日本時間2日)、エ軍と1年3000万ドル(約43億5000万円)で契約合意に達したと電撃発表した。

 今年は2年契約の最終年だったが、今回の合意により、シーズン後の年俸調停を回避することが決定。20年1月に外野手ベッツ(現ドジャース)がレッドソックスと結んだ調停権を持つ選手の最高年俸2700万ドル(約39億1500万円)を更新し、ダルビッシュの日本選手最高俸2500万ドル(18年カブス=約36億2500万円)も超えた。

 一方、大谷は23年オフにFAとなるため、23年シーズン中のトレードの可能性や、FA後に他球団への移籍を含めた争奪戦が繰り広げられることが予想される。その場合は複数年での大型契約が見込まれ、その総額は3億ドル(約435億円)とも、それ以上になるとも予想されている。また、エ軍はアート・モレノ・オーナーが既に球団売却を検討していることを発表しているため、売却時期や新オーナーの意向などによって今後の動向が左右される可能性もありそうだ。

 大谷は調停権を初めて手にした21年2月、調停回避して2年850万ドル(約12億3250万円)で契約合意。今季の年俸は550万ドル(約7億9750万円)で、格安だった。

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2022年10月2日のニュース