阪神・糸原 8回執念同点打「何としても追いつきたい一心で」 矢野監督「価値ある一本」

[ 2022年7月2日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1ー3中日 ( 2022年7月1日    バンテリンD )

<中・神>8回、糸原は中前に同点適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神・糸原の一打がなければ、継投策の相手に無抵抗のままやられていたかもしれない。1点を追う8回2死三塁。中日7番手のロドリゲスに追い込まれながらも、スライダーに食らいついて中前へ。ゼロ行進に終止符を打ち、「ヤギ(青柳)が粘り強い投球をしてくれていたので、何としても追いつきたい一心で打った」と振り返った。

 意地を見せた背番号33に、矢野監督も「向こうはピッチャーをつぎ込んできていた。追いつけば面白いというのは、みんなわかっていたと思う。そういうところで価値ある一本やったと思います」とねぎらった。

 4回は、2死一、三塁で四球を選びチャンスを広げた。打席内の粘り強さは、巻き返しをかける夏場の戦いでも不可欠になる。

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2022年7月2日のニュース