DeNA・今永「心から喜びたい」通算50勝 投球には不満も「反省ばかりでも士気下がるので…」

[ 2022年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―4ヤクルト ( 2022年7月1日    神宮 )

<ヤ・D>6回、浜田から三振を奪い雄叫びを上げる今永(撮影・白鳥 佳樹)
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 DeNA・今永が6回2/3を8安打4失点の粘投で今季4勝目(2敗)。プロ通算50勝目をマークした。

 「7回を投げ切れなかったのは悔しい。直球も打者を差し込むことができていなかった。でも反省ばかりでも士気が下がるので、50勝を心から喜びたい」。2回までに3点の援護を得ながら、オスナのソロなどで3回までに追いつかれた。それでも打線の反撃を信じて、終盤までマウンドに立ち続けた。

 6月7日の日本ハム戦で自身初のノーヒットノーランを達成も、その後2試合は5失点以上で連続KO。「どうせ2週間、打たれ続けている」と自虐的に話すと、桑原に「自分をばかにするのはよせ」と言われ目が覚めた。

 父・孝司さんの死去が発表された6月20日後、初めての白星。「救援陣に迷惑をかけないように頑張りたい」。エースの自覚が白星とともに戻った。

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2022年7月2日のニュース