コロナ禍のソフトバンク リーグ戦再開初戦に柳田を“今季初の4番”でスタメン起用 右打者は今宮含め3人

[ 2022年7月2日 17:50 ]

パ・リーグ   ソフトバンクー西武 ( 2022年7月2日    ベルーナD )

ソフトバンクの柳田
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 パ・リーグ首位のソフトバンクは2日午後6時から同3位の西武と敵地(ベルーナD)で対戦する。

 ソフトバンクは6月28日に新型コロナウイルス感染者が和田やグラシアルを含め14人に達し、翌29日のロッテ戦中止と活動休止を決定。さらに連日PCR検査の結果、新たに甲斐野ら4人の陽性者が出てしまうなどコロナ禍に襲われた。

 日本野球機構(NPB)と12球団は臨時実行委員会を開き、1日の西武―ソフトバンク戦の延期も決めたが、2日の同戦からリーグ戦再開が決定。ソフトバンクは6月27日から実施している全1軍のPCR検査で、連続で陰性判定を受けている選手のみでチーム編成をすることになった。

 チームは6月27日の公示で陽性判定を受けた和田、藤井、嘉弥真、グラシアル、野村勇、正木の6人を1軍登録から抹消。試合当日となった2日の公示では甲斐野、甲斐、デスパイネの3人が1軍登録を外れ、代わりに森、尾形、中村亮、笠谷、渡辺陸、中谷の計6人が「特例2022」で出場選手登録された。

 再スタートに向け「胃が痛いです」と苦悩を口にした藤本監督は、4年目の野村大を「8番・一塁」で今季初スタメンに抜てき。甲斐不在の捕手には海野を起用。肩と首の痛みにより6月27日のロッテ戦を欠場した柳田が今季初の4番に入った。なお左打者は柳田含め6人、右打者は今宮、野村大、海野の3人となった。

ソフトバンクのスタメンは以下の通り。

 1番・二塁 三森
 2番・三塁 周東
 3番・中堅 牧原大
 4番・DH  柳田
 5番・左翼 柳町
 6番・遊撃 今宮
 7番・右翼 中村晃
 8番・一塁 野村大
 9番・捕手 海野
 先発投手=東浜

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