ヤクルト守護神マクガフ救援失敗も 11回清水、12回田口ピシャリで2年ぶりS ネットも騒然

[ 2022年6月30日 22:56 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―2広島 ( 2022年6月30日    マツダ )

<広・ヤ>12回に登板した田口は3者凡退に抑える (撮影・奥 調)
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 ヤクルトは30日の広島戦(マツダ)に延長12回の末、4─2で下して4連勝。両リーグ50勝に一番乗りを果たした。6月は19勝4敗。月間19勝は02年8月にマークした球団記録に並んだ。7月1日のDeNA戦(神宮)に勝てばマジックが点灯する。同日に巨人が広島に敗れればマジック53、巨人が引き分けか勝ってもマジック54がともる。

 試合を決めたのは途中出場のドラフト2位のルーキー、丸山和都外野手(22=明大)だった。2─2で迎えた延長12回2死一、二塁。広島7番手の中崎が1ボールから投じたチェンジアップを右中間へ運んだ。

 自慢の救援陣では守護神のマクガフが1点リードの10回に松山に同点右前打を許し失点。しかしなおも1死満塁のピンチで上本を投ゴロ併殺に仕留めると、11回は清水が2三振を奪って3者凡退。12回は防御率0・00の田口がわずか9球で3者凡退に抑えた。田口は巨人時代の20年以来となるプロ通算3セーブ目を挙げた。

 打線では村上が自己ワーストタイの1試合4三振、投げては守護神のマクガフが救援に失敗しても、勝利をものにできる。これにはネットのファンからも「マクガフ終わったと思ったら清水出てきて、その後に田口出てくるってヤクルトどうなってるん!?」「ヤクルトの投手力やっぱ高いわ」「清水と田口がベンチにいるヤクルトリリーフ陣怖すぎやろ」などの声が上がった。

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