“アキ、すまない”広島 守備ミスも絡んでヤクルト戦9連敗 入団会見の秋山を白星で祝えず

[ 2022年6月30日 21:58 ]

セ・リーグ   広島2-4ヤクルト ( 2022年6月30日    マツダ )

<広・ヤ>10回1死二、三塁、山田の三ゴロで三塁走者の川端が三本間に挟まれる間に山田が二塁を狙うも会沢が二塁に悪送球し二塁走者の塩見が生還する(投手・ケムナ) (撮影・奥 調)
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 広島は、30日のヤクルト戦に2-4で敗れて3連敗。ヤクルト戦の連敗が「9」まで伸び、ヤクルト戦最長連敗記録の球団ワーストタイ(93年)となった。さらに本拠地でヤクルトに3タテをくらう屈辱。この日は秋山の入団会見が行われたが、白星で祝うことができなかった。

 先発のアンダーソンは3回に長岡に先制ソロ弾を許すものの、安定した内容を見せた。この試合前まで本拠地マツダスタジアムでは、5試合で2勝負けなし。防御率は1・82と水が合っている。6回には1死満塁のピンチを背負うが、村上、坂口を連続で空振り三振に打ち取り、追加点を与えなかった。

 だが、打線が火を噴かなかった。ヤクルト先発・石川の攻略に手を焼き、先頭打者が出塁した5回も会沢が遊ゴロ併殺で逸機。6回にようやく小園の3号ソロで追いつくも、その後の1死三塁で勝ち越せなかった。

 すると、延長10回に痛い守備ミスが発生した。無死二、三塁でケムナが山田を三ゴロに打ち取り、三本間で三塁走者・川端を挟んでタッチアウトにするが、二塁を狙った打者走者の山田に対して会沢が二塁へ悪送球をする間に、勝ち越し点を献上。10回に松山の同点打で一時追いついたが、12回に中崎が丸山和に2点勝ち越し打を浴びて万事休す。

 守備のミスが痛い黒星に結び付く格好となり、ヤクルト戦の連敗脱出は次回へお預けとなった。

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