阪神・平田2軍監督 ソフトB板東に6回まで完全投球許す「佐々木朗希じゃあるまいしね。いい投球してた」

[ 2022年6月30日 17:51 ]

ウエスタン・リーグ   阪神1-2ソフトバンク ( 2022年6月30日    タマスタ筑後 )

平田2軍監督
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 阪神2軍はソフトバンクに競り負け、前日に返り咲いたウエスタン首位の座から再び陥落した。相手の先発右腕・板東の前に手も足も出ず、6回まで完全投球を許した。7回に2番手・スチュワートJr.からマルテの代打・陽川が投手強襲の内野安打を放って継投による完全試合を阻止。9回には江越が左翼への一発を放って一矢報いた。

 先発の桐敷は5回3安打1失点で試合をつくった。以下は阪神・平田2軍監督との一問一答。

 ――桐敷は5回に失点
 「あの1球だけもったいなかったね。せっかく1アウト三塁で三振取った後に、2ストライクから外そうと思ったボールがちょっと中に入ってしまったという。ボールなんだろうけど、あそこのところがもったいない1点だけど、全体的にストレートのキレも良かったし、コントロールも言うことなかったし」

 ――板東に完全にやられた
 「まあ力がないってとこだろう。板東にしてもスチュワートにしても球に力があるピッチャー。こういうピッチャーが2軍にいるんだもん。そういう所をどう対応していくかという所でまたいい課題ができた。完全試合になるのかなと思ったけど。佐々木朗希じゃあるまいしね。まあでも板東もやっぱりいいピッチングしてた。これはもううちのバッターもこれから努力せなあかんけど、板東の出来も素晴らしかったと思うよ、この暑さの中で」

 ――江越が9回にホームラン。一矢報いた
 「江越は久しぶりのスタメンで、真っ直ぐにやっぱり強いところを仕留めるというところはさすがだよ、そこはね。陽川にしても、陽川が(チーム)初ヒットでしょ?こういう所はやっぱり若い選手見習わなあかんな」

 ――途中出場の中川がバント処理で二塁封殺
 「中川がバント処理で流れ変えたり。やっぱり途中から出ていくやつの方がハツラツとしているよ。人数が少ないので、出れるのが当たり前じゃないけど、これで原口も帰ってくる、高山がちょっとリタイアしてしまったけど、小野寺も来週ぐらいからはどうかなというところがあるんで。そこはまた競走させます。それはもういつまでたっても試合に出れるという感覚でおられたら困るんでね。その辺はまた小野寺が入ってきたり、原口が入ってきたりとなると、そういうところでは内容が悪かったりすれば考えなあかんな」

 ――マルテは2打数無安打。2打席での交代は予定通り?
 「予定通り。明日ぐらいからは7回ぐらい守らせようかなという所で。(フル出場は?)甲子園の1回どこかでね、フルで1回いった方がいいかなというところも、マルちゃんと話しながらやっていこうと思っている」

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2022年6月30日のニュース