エンゼルス・大谷 Wヘッダーフル出場も9タコ チームは8カードぶり勝ち越し

[ 2022年6月20日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―2マリナーズ、エンゼルス3―0マリナーズ ( 2022年6月18日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>8回、空振り三振に倒れる大谷(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルス・大谷は18日(日本時間19日)、マリナーズとのダブルヘッダーの2試合とも「3番・DH」でフル出場し、計9打数無安打に終わった。第1試合の5打数無安打でメジャー自己最多タイだった連続試合安打が11で途切れると、第2試合も4打数無安打。3打席でフェンス際への大飛球を放ったが、あとひと伸びが足りず。ダブルヘッダーにともに出場したのは6度目(代打含む)で、2戦無安打は初めてだ。

 しかし、チームはトラウトが2戦連続の決勝アーチを放ち、8カードぶりの勝ち越し。5月21~24日の3連勝以来で、指揮官就任後では初の連勝となったフィル・ネビン監督代行は「みんなが思い描いていたこと。素晴らしい」と目尻を下げた。

 第1試合の延長10回はマリナーズ側には2死三塁で2番トラウト敬遠の選択肢もあったが、3番に大谷が控えていたこともあり勝負し、トラウトが2ランを放った。マ軍のスコット・サービス監督は「去年のMVPが次にいた。とても難しい決断だった」と、大谷の威圧効果を認めた。(笹田幸嗣通信員)

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2022年6月20日のニュース