阪神のエース青柳が振り返る分岐点「かなり時間を使って丁寧に」 要所で丸、岡本和、坂本斬り

[ 2022年4月29日 22:41 ]

セ・リーグ   阪神3-2巨人 ( 2022年4月29日    東京D )

<巨・神> 4回1死一、二塁、岡本和は空振り三振に倒れる(投手・青柳)(撮影・大森 寛明) 
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 2戦連続の完投勝利でキャリア初の開幕3連勝となった阪神・青柳は、ピンチで中軸を封じた4回の投球を分岐点に挙げた。

 佐藤輝の2ランで先制した後の4回は無死一、二塁とされて丸、岡本和の2人と対峙。丸は2球で追い込むと4球目のシンカーで空振り三振に仕留め、岡本和は外角中心の攻めでカットボールで空を切らせた。

 「ずっと苦手にしていた丸さんだったんで、なんとかアウトを取りたいというところで三振を取ることができましたし。岡本も東京ドームで何本もホームラン食らってるんで、本当に一発ダメだなってところだったので、かなり時間を使って丁寧に投げることができた」。

 9回も岡本のソロで1点差とされ、2死走者なしで迎えたのは、この日ベンチスタートだった坂本。外角を攻め最後は143キロの直球で見逃し三振に仕留めた。「前回対戦(15日に内角を右前適時打)でインコースをうまく打たれているので。狙ってたら東京ドームでホームラン打てる選手なので、単打でもいいかなってところで。キャッチャーの配球通りで三振取れたので。梅野さんの配球かなと」。抑えるべき打者を封じた先につかんだ価値ある1勝だった。

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