エンゼルス 大谷、初のベンチスタートも3回に3点先取!好調ウォードら適時打

[ 2022年4月29日 06:44 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ガーディアンズ ( 2022年4月28日    アナハイム )

<エンゼルス・ガーディアンズ>エンゼルスの先発・デトマーズ(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は28日(日本時間29日)、本拠地エンゼルススタジアムでのガーディアンズ戦で今季初めてベンチスタートとなったが、エ軍は3回に打者8人の攻撃で3点を先取。5回を終えて3―1でリードしている。

 大谷は、ここまで開幕から19戦連続でスタメン出場を続けてきたが、この日は代打待機。エ軍は両軍、無得点の3回に四球と連続失策で無死満塁とし、前日に3安打4打点のウォードが先制の中前適時打。続くマーシュも左前適時打で続き、さらにこの日DHに入ったトラウトの三ゴロ併殺打の間に1点を加えた。先発の左腕デトマーズは5回まで2安打1失点に抑えている。

 試合前、マドン監督は、大谷について「我々は彼が登板前日に休むべきか、登板翌日に休むべきかに何度も意見を交換していた。彼は打者として状態が良くなっていて、昨夜の試合の後、再び話した」と説明。「昨夜は3安打で気分も良くなっていたしね。打席でもう少し精神的にリラックスするようにと話したけど、3安打してなかったらその会話は難しかっただろうね」と笑顔で話した。さらに「彼がプレーしたいのは知っているし、今日プレーできることも知っている。彼はそれを証明したいと思っている。それだけだ」と続けた。

 大谷は、前日27日(同28日)の同カードでは「2番・投手」で今季4度目の投打同時出場。投げては5回5安打2失点で今季2勝目を挙げ、降板後もDHとして残った打者では5打数3安打1打点で、メジャー移籍後初めて先発登板で1試合3安打した。試合後には、「疲れはないです。20連戦なのでみんな休みを入れながらいくと思いますし、最初の方から飛ばし過ぎないように全体の流れを見ながら考えたいなと思います」と話していた。この日の試合までの打席成績は19試合で80打数19安打で打率・238、10打点、3本塁打、3盗塁となっている。

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2022年4月29日のニュース