お待たせ!オリックス・吉田正の今季1号で3カードぶり勝ち越し 新人年以来の難産も4番弾は4連勝中

[ 2022年4月18日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス4ー3西武 ( 2022年4月17日    京セラD )

<オ・西>9回、勝利をおさめベンチへと引き上げる吉田正(撮影・岸 良祐)
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 ついに目覚めた。0―2の4回無死一塁。オリックス・吉田正のバットが火を噴いた。2ボール1ストライクからの4球目、左腕・エンスの内角高め146キロ直球を強振。ライナー性の打球で、右中間席へ突き刺した。

 「1本スタートしないと。積み重ねですけど、場面的にも、いいところで出ましたね」

 白を基調にネイビーのストライプのサードユニホームを今季初めて着用した一戦。開幕から18試合71打席目での今季1号は、流れを引き寄せる同点弾となった。新人だった16年プロ1号の出場27試合101打席目に次ぐ待望の一発。「4番弾」は20年9月22日ソフトバンク戦以来で、4番としてアーチを描けばチームは4連勝と“神話”も継続した。

 2―2の5回2死一、三塁では決勝の二塁内野安打を放ち、今季初の3打点。3カードぶりの勝ち越しに導いた。「それ(杉本と自分の不振)が今の順位になっていると思う。まだまだ全然ばん回できると思うので」。頼れる主砲が、チームを上昇気流に乗せる。 (湯澤 涼)

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2022年4月18日のニュース