シティライト岡山が全勝で決勝T進出 JABA大会初制覇へ前進 元ヤクルト・児山が6回2/3を無失点

[ 2022年4月18日 20:32 ]

JABA岡山大会・予選リーグDブロック   シティライト岡山1―0JR九州 ( 2022年4月18日    マスカットスタジアム )

<シティライト岡山・JR九州>力投するシティライト岡山先発の児山祐斗
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 シティライト岡山がDブロック3戦全勝であす19日の決勝トーナメントに進んだ。

 先発した左腕の元ヤクルト・児山祐斗(26=関西)が6回2/3を無失点。7回2死一、二塁で降板も、右腕の米田知弘(24=大阪大谷大)がピンチを断ち、虎の子の1点を最後まで守り抜いた。

 「勝たないと次に進めないので、勝つことだけを優先に投げました」と児山。練習では30球を続けて同じコースに投げ込むなど、テーマにしてきた内角直球がさえた。今大会は救援で計7イニング連続無失点の米田は、同級生で捕手の江川航(24=山梨学院大)から「ヨネは表情がこわばっている時には打たれる。笑っている時の方が調子がいい」と言われてから、ピンチでは笑顔を意識。「先発が頑張ってくれているので、ニコニコしながら投げられる」と投手同士の信頼感を強調した。

 シティライト岡山は、JABA大会では19年岡山大会の準Vが最高成績で、優勝の経験はない。中国地方で唯一勝ち上がった地元の雄が悲願達成を狙う。

 あす19日の決勝トーナメントは第1試合がHonda熊本―トヨタ自動車、第2試合がパナソニック―シティライト岡山の組み合わせ。決勝は14時開始予定。全て倉敷マスカットスタジアムで行われる。

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2022年4月18日のニュース