阪神2軍も緊急事態!捕手5人スタメン&控え野手ゼロ、異例の編成で大敗

[ 2022年4月14日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2ー14中日 ( 2022年4月13日    鳴尾浜 )

左翼の守備につく長坂
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 1軍同様、虎弟も緊急事態だ。阪神2軍は13日、ウエスタン・中日戦(鳴尾浜)を、捕手登録の長坂、片山、栄枝、藤田、中川の5選手が同時にスタメン出場する異例のチーム編成で戦ったが、2―14で大敗を喫した。

 前日12日、江越が特例2022対象選手として登録抹消されたため、代わって内野手の植田が代替選手として1軍昇格。その時点で野手は故障者を除き捕手5人、内野手2人、外野手3人の10人態勢となっていたが、さらにこの日の試合前練習で内野手の高寺が腰の張りを訴えて試合を欠場。残る野手9人全員が出場し、控え野手0で試合に臨んだ。

 捕手5人では不慣れな左翼に入った長坂が6回1死満塁で飛球を落球するなど拙守もあったが、9回無死二塁の場面では一塁を守った藤田が痛烈な打球に体を張る好プレーも見せた。平田2軍監督は「野球は9人で、(きょうは)全員が出られる、こんなありがたいことはない。怠慢でエラーしているわけじゃないミスは責められない」と選手をかばった。

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2022年4月14日のニュース