沖縄キャンプ 改めて「有観客」の方針 斉藤コミッショナー明言「2万人以下のお客さん入れる」

[ 2022年1月12日 05:30 ]

斉藤コミッショナー
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 プロ野球とJリーグが合同で設置した新型コロナウイルス対策連絡会議が11日に行われ、斉藤惇コミッショナー(82)は沖縄県での春季キャンプを有観客で開催する方針を改めて明言。政府が昨秋に示した指針では「まん延防止等重点措置」の下でのイベントは原則として2万人が上限で「大声を出さない条件で2万人以下のお客さんを入れる。有観客で開催する位置づけにしている」と説明した。

 9球団がキャンプを行う沖縄は現在、オミクロン株で新規感染者が激増。9日から「まん延防止等重点措置」が適用されている。規制が強化されれば対応を変更する可能性はあるが、同コミッショナーは「今、自治体から変更したいと声は出ていない。よほどのことがない限り、その条件で進行すると思っている」と話した。

 新外国人選手の来日については関係省庁と調整する方針。政府が来月末まで新規外国人の入国を原則禁止とする水際対策を継続するとあり、同コミッショナーは「厳しいと思うが、今から話を煮詰めていく方向」とした。

 続いて開催された12球団代表者会議ではキャンプ有観客に伴う予防策を再確認。選手らへのPCR検査を週1回から2回に増やしたり、発症者が出た際の濃厚接触者とは別に「濃厚接触疑い」の人間も隔離するなどオペレーションを見直すことで合意した。

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