阪神ドラ3・桐敷 故郷へ「いろんな形で恩返し」、2桁勝利で地元・鴻巣市も難読名字も全国区に!

[ 2022年1月12日 05:30 ]

<阪神新人合同自主トレ>体幹トレーニングで笑顔を見せる桐敷(撮影・後藤 大輝) 
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 阪神のドラフト3位・桐敷(新潟医療福祉大)は故郷の埼玉県鴻巣(こうのす)市をメジャーにしていくためにも活躍して恩返しする決意をにじませた。

 「地元の皆さんに野球を広めてもらったり、野球に興味を持ってもらったりするために、自分が頑張らないといけない。小さい時から育った町ですし、いろんな形で恩返しできれば」

 昨年末には鴻巣市の原口和久市長を表敬訪問。直々に激励を受けた。故郷について「自然が豊かで花がきれいなので、そこがひとつの魅力」とアピールするなど、地元への愛着は強い。

 中学時代に同じ野球チームに在籍した先輩で、昨季10勝を挙げたロッテ・小島も同郷。背中を追い、1年目からの2桁勝利を見据える。

 「地道にしっかりやって、目標である2桁勝利を達成できるように頑張りたい」

 9日から始まった新人合同自主トレは第1クールを終え、「同期のみんなと楽しく充実した時間を過ごせた」と振り返った。既に矢野監督からは春季キャンプの1軍スタートを明言されるなど即戦力としての期待は大きい。

 名字由来netによると「桐敷」は埼玉県を中心に全国で約120人しかいない難読名字。鴻巣市と桐敷の両方を“全国区”に押し上げる決意だ。(長谷川 凡記)

 ▽鴻巣(こうのす)市 埼玉県のほぼ中央部に位置。江戸時代は中山道の宿場町として栄えた。380年以上の伝統を誇る「ひな人形のまち」。メインキャラクターは地名の由来の一つである「こうのとり伝説」をモチーフにした「ひなちゃん」。著名な出身者は照英(俳優)、丸藤正道(プロレスラー)。人口11万7660人(1月1日現在)。

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2022年1月12日のニュース