江川卓氏「Going!」卒業 今後は「馬主」目指す!?巨人・原監督から“ラブコ-ル”も「ほぼない」

[ 2021年12月26日 00:57 ]

江川卓氏
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 野球評論家の江川卓氏(66)が日本テレビのスポーツ番組「Going!Sports&News」(後11・55)を25日の放送で卒業した。

 11月28日の放送で年内いっぱいで卒業することを報告していた江川氏。この日「江川卓 卒業SP」と題して放送され、冒頭に「ちゃんと完投したい」と最後まで仕事を全うする構えを見せた。

 数々の選手を取材してきた江川氏。印象に残っている相手を聞かれると「大谷翔平選手は凄い残っている」と明かした。「キャンプの時にお話を聞いたんですけど、非常にこう、普通は1軍に行きたいという気持ちが強くなりますから、どうしてもそういうような感じでインタビューの答えが返ってくるかなと思ったら、自然体というか穏やかな感じの人だった」と振り返った。

 さらに「この人は今になってみると、メジャーのみんなからも好かれるっていうのは性格上、成績もすごいですけど、そういう感じがしました。本当に変わっていく野球人という、そういうのを見た感じがしました」と続けた。

 また、巨人・原監督から「まだまだ、江川さんは体も知力もお若いでしょうから、少し時間があるのであれば、実弾飛び交うジャイアンツのところに降りて、コーチあるいは監督という形でやってもらえる可能性が増えた」と“ラブコール”を受けたが、「ほぼない」と現場に戻ることを否定。MCの上田晋也から臨時コーチを提案されるも「臨時ならやらないですね」と受け流していた。

 今後挑戦したいことを聞かれると「上田さんと馬券は買えるようになったんで、馬主さんにでもなりたい」と明かして笑わせた。

 最後に「まず、Going!来年も素晴らしいメンバーでお送りいたしますので、引き続き、よろしくお願いいたします」と切り出し「この番組に携わっている、あるいはいた素晴らしいスタッフのみなさん、それからアナウンサーのみなさん、共演者のみなさん、いろいろとご苦労掛けました。本当にありがとうございました」と感謝を示した。

 「そしてテレビをご覧のみなさん。こんな時期でございます、ぜひ、良い年をお迎えください。私はもう少しはマウンドに登ってみたいと思います。本当にありがとうございました」と別れのあいさつをした。

 江川氏は1994年に「スポーツうるぐす」のメインキャスターに。その後も「SUPERうるぐす」、2010年から「Going…」と深夜のスポーツ番組の顔を務めてきた。

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