侍ジャパンの栗山監督にクリスマスプレゼント 日の丸寄せ書きに「みんなの思いを大切に」

[ 2021年12月25日 18:00 ]

栗山町民から贈られた日の丸を背中で掲げた栗山英樹監督
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 侍ジャパンの栗山監督が25日、生活拠点を置く北海道栗山町で町民らが企画した「感謝の集い」に参加し、23年開催予定のWBCでの世界一へ気持ちを新たにした。町民が「栗山JAPAN」への期待を寄せ書きした日の丸をサプライズで贈られ「みんなの思いを大切にする」と語った。

 自分の野球場を造る夢を町の協力でかなえ、この地に暮らして20年。北海道との縁がなければ日本ハム監督の10年間も、それに続く侍ジャパン監督就任もなかったと感じている。リーグ優勝の12年、日本一の16年は町内を一人でパレードした。「小さな町の目抜き通りに人がバーッと来た、あの光景は一生忘れない。もう一回、そこに向かっていく」。世界一監督となるべく「(3年連続5位で)皆さんに嫌な思いをさせた3年間を必ず生かして、しっかり野球をやる」と町民に誓った。

 日本ハムには「プロフェッサー」の肩書きで残り、選手教育に携わる。来年1月には新人対象の「初授業」が予定され「自分らしい形でチームに恩返ししていく」と口にした。

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