ロッテ マジック8で足踏み 二木5失点KO ポストシーズンの先発枠は佐々木朗希か

[ 2021年10月17日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ4―10ソフトバンク ( 2021年10月16日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>ベンチでうつむく井口監督(撮影・西川 祐介)
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 ロッテは2桁10失点を喫し、優勝マジックは「8」で足踏み。打線が序盤に3本塁打などで4点を奪ったが、投手陣が失点を重ねて連勝も「3」でストップ。6試合ぶりの黒星を喫した井口監督は「切り替えるしかない」と残り8試合に気持ちを向けていた。

 2日の楽天戦以来の先発登板だった二木は、2回に柳田の3ランを浴びるなど1回2/3を5失点でKO。開幕投手を務めたエース格は7敗目を喫し、「チームに迷惑をかけました」とうなだれた。指揮官は「投手コーチから今年最後をかけて投げてくれ、と言われたみたいです。(自分も背番号の)18番にかけて投げてくれと言ったけど」と、不調が続く右腕の姿に首をひねった。

 日本シリーズを含めたポストシーズンは先発が5人必要で、現状では小島、岩下、美馬、石川が当確。二木の起用が微妙になったことで「第5の男」には、14日のオリックス戦で3勝目を挙げた佐々木朗が濃厚となった。(君島 圭介)

 《マジック消滅の可能性も》パはロッテのマジックは8のままとなり、最短優勝決定日は23日まで延びた。一方、オリックスにはきょう17日にも優勝マジック点灯の可能性がある。条件はオリックスが日本ハムに勝ち、ロッテがソフトバンクに敗れ、楽天が西武に△か●ならM4が点灯し、最短優勝決定日は20日となるがどうか。なお、オリックス○、ロッテ●でも楽天が○の場合は、ロッテのマジックが消滅するだけで、オリックスにマジックは点灯しない。

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