完全試合の阪神ドラ3・新潟医療福祉大の桐敷 会議前に達成なら1位指名もあった?

[ 2021年10月17日 05:30 ]

関甲新学生リーグ   新潟医療福祉大6―0平成国際大 ( 2021年10月16日    白鴎大 )

<新潟医療福祉大・平成国際大>平成国際大相手に完全試合を達成し、ボールを手にポーズを決める新潟医療福祉大・桐敷(撮影・阪井 日向)
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 今年のドラフト会議は例年よりも早く開催された。桐敷のように、指名後に大学生が大活躍するシーンは、これからも出てくるだろう。新潟医療福祉大の関甲新学生野球リーグは、新型コロナの影響で開幕は10月2日まで遅れ、桐敷はドラフト前のリーグ戦登板はわずか2試合だった。

 阪神3位指名だが、もっと上で消えていておかしくない素材と言われていた。公式戦の視察が少なかった影響もあっただろう。真剣勝負の中で対打者へ投げる姿の視察回数が少ない中、ジャッジしなければならなかった。

 例年以上にスカウト陣の眼力が問われるドラフトだった。「答え合わせが楽しみ」と話すスカウトもいる。ドラフト後の公式戦で選手の成長曲線がイメージと重なれば、指名は成功だったと言える。(アマ野球担当・川島 毅洋)

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