日本ハム・堀 初の最優秀中継ぎ投手が確定 同点打浴びるも41ホールドポイント

[ 2021年10月17日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム1―1オリックス ( 2021年10月16日    札幌D )

<日・オ> 日本ハム2番手の堀(撮影・光山 貴大)
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 日本ハム・堀が初の最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得を決めた。ここまで41ホールドポイントを挙げ、33で2位のロッテ・佐々木千が残り8試合となったことで1位が確定した。

 この日のオリックス戦では1―0の8回に登板。2四球で招いた2死一、二塁のピンチでモヤに中前への同点打を浴びた。ホールドを逃し「打者とあまり勝負できなかったのが反省点。際どい判定が多くて、冷静になれなかった」と悔やんだ。

 5年目の今季は58試合に登板して3勝2敗38ホールド、防御率2・45。勝利(19年に4勝)を除く全部門でキャリアハイを刻む。もっとも、タイトル獲得に関する自身の受け止めは謙虚だ。「正直な感想を言うと、本当に運が良かった。ミヤさん(宮西)があまり調子が良くない時に、(ホールド機会のある)いいポジションで投げられる運があった」。ホールドポイントで独走していた西武・平良が途中で抑えに回るなどした他球団の状況も踏まえた発言だった。

 しかし、毎日のようにブルペンで肩をつくり、僅差の場面で結果を出してきたからこそのタイトルは胸を張っていい。残り10試合に向けても「勝利に貢献できるように投げていきたい」と語った。

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2021年10月17日のニュース