大谷翔平 8試合ノーアーチ、初回の適時三塁打で日本人選手14年ぶり100打点に王手 残るは3試合

[ 2021年10月1日 06:29 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―7レンジャーズ ( 2021年9月30日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>初回無死一塁、大谷は右適時三塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は9月30日(日本時間1日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。5打数2安打1打点、8試合連続で本塁打は出なかった。初回に適時三塁打を放ち、2007年の松井秀喜(ヤンキース)以来の日本人選手14年ぶりの100打点にあと1とした。試合は6―7で逆転負けを喫した。

 本塁打王争いでリーグトップ48本のサルバドール・ペレス捕手(31=ロイヤルズ)とは3本差のまま。2位は46本のウラジミール・ゲレロ内野手(22=ブルージェイズ)。

 この日は初回の第1打席で無死一塁から先制打となる今季8本目の右三塁打を放ち今季99打点とした。2回の第2打席は三邪飛、4回の第3打席は空振り三振、6回の第4打席では左二塁打を放った。9回の第5打席は左飛だった。

 大谷は今季40度目のマルチ安打。試合後、ジョー・マドン監督は「凄くバランスが良くなっている。最後の打席(左飛)もすごく惜しかった。(1日=日本時間2日からの)シアトルでの打席が楽しみだ」と語った。

 また、17度目の1試合2長打は20度のセミエン(ブルージェイズ)に次ぎメジャー2位。今季79長打もセミエンの85長打に次ぎ同2位。「45本塁打、8三塁打、25二塁打、25盗塁」はメジャー初。「ESPN Stats」によれば、「45本塁打、8三塁打」は1980年のマイク・シュミット(フィリーズ)が記録した「48本塁打、8三塁打」以来、41年ぶり10人目となった。

 今季の打撃成績は152試合で529打数137安打99打点、45本塁打、26盗塁で打率・259となった。残りの日程は日本時間2~4日に敵地でマリナーズとの3試合。

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