日本ハム・荒木投手コーチ「経験を後輩にも伝えて」　早実後輩でもある斎藤にエール

＜日本ハム＞2月の沖縄キャンプで荒木投手コーチと話す斎藤（左）（撮影・高橋茂夫）
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　日本ハムの荒木大輔投手コーチ（57）が、早実の後輩にあたる斎藤佑樹投手（33）の現役引退について「みんなが通る道。目いっぱい、彼なりにやってきた野球人生だと思う。お疲れさまと言いたい」とねぎらった。

　早実のエースとして甲子園に出場し、フィーバーを巻き起こした人気者同士。「何をしても何か言われる立場だと思う。常に注目されちゃうわけだから、その中でやる大変さはあったと思う。どういう道に進むか分からないけど、指導者になるなら凄くいい経験をしてきたこの何年間かの野球人生だったと思う。それをぜひ後輩にもしっかり伝えていってもらいたい」と話した。

　荒木コーチも現役時代に右肘手術など多くの故障を経験。斎藤と自身の姿を重ね合わせ「故障もあって、球速もなかなか出ない中で、投球スタイルを彼なりにちょっと悩んでいたこともあった。そういうのは僕と一緒。どういう投球をしていったらいいかという考え方とかはだいぶ話をしたけど、それがなかなか結果には結び付かなかった」と振り返った。