中日のうまい「五つ星」 今季初の5連勝は5打点・堂上に、全5出塁の京田が絡んで、2死から5得点!

[ 2021年9月15日 05:30 ]

セ・リーグ   中日10-1広島 ( 2021年9月14日    バンテリンD )

<中・広21>6回2死満塁、堂上は走者一掃となる右中間3点適時二塁打を放つ(撮影・椎名 航)
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 「五つ星」の活躍だ。中日は打線が11安打で10点を奪い、今季初の5連勝。立役者となったのが5打点と大暴れした堂上だ。

 3―0の6回2死満塁から森下の150キロ直球を振り抜くと、打球は中堅手・野間の頭上を越す走者一掃の適時二塁打。「今のチームの良い流れに自分も乗っていけました」とさわやかに笑った。8回1死満塁では矢崎から右前に2点打を放ち、1試合5打点は16年5月8日の巨人戦で6打点して以来、5年ぶりと途中出場ながら輝きを見せた。

 さらに京田も4安打に1死球で全5打席出塁し、連勝に貢献。「投手に助けてもらってばかりなので、1試合でも多く楽に投げてもらえるように」と頼もしい。相手先発・森下に自己ワーストの6失点を食らわせたが、そのうち5点は2死からと打線の粘りに与田監督も「2死からの得点で良い流れになった」と満足顔。3位・巨人まで8ゲーム差と道のりは険しいが、一つずつ白星を積み重ねる。

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