巨人・戸郷、2試合連続で初回に3失点 同じDeNA相手に中5日 今季20試合登板で初回失点は9試合目

[ 2021年9月15日 18:16 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年9月15日    東京D )

<巨・D>初回2死満塁、ソトに先制の押し出しを与えた戸郷 (撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目右腕・戸郷翔征投手(21)がDeNA戦(東京D)に先発登板。2試合連続で初回に3点を失う苦しいスタートとなった。

 6月26日のヤクルト戦(神宮)を最後に白星がない戸郷。試合前までに登板した今季19試合で初回失点が8度と立ち上がりが課題だったが、この日も初回に失点した。

 1番・桑原はフォークで空振り三振に打ち取ったが、2番・柴田に右翼線二塁打されると、3番・佐野に四球を与えて一、二塁。4番・オースティンをフォークで空振り三振に仕留めて2死となったが、5番・宮崎にはストレートの四球で満塁となった。すると6番・ソトへの8球目が外れて四球となり、押し出し。1点先制を許したところで桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに行ってひと呼吸置いた。だが、続く7番・牧には真ん中付近に入った初球の151キロ直球を左前に弾き返され、さらに2失点。8番・伊藤光は遊ゴロに打ち取ってこの回を終えたが、初回から36球という球数となった。

 戸郷は前回登板した9日のDeNA戦(横浜)でも初回にオースティン、宮崎から2者連続アーチを浴びるなど3失点。その後は無失点に抑えて5回7安打3失点で降板した。

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2021年9月15日のニュース