連勝「18」でストップの阪神・平田2軍監督 「これで選手たちもまた奮起、明日のゲームもまた楽しみ」

[ 2021年9月15日 16:56 ]

ウエスタン・リーグ   阪神1-5ソフトバンク ( 2021年9月15日    甲子園 )

<ウエスタン阪神・ソフトバンク>連勝ストップしスタンドのファンにあいさつする平田監督(左から2人目)ら阪神ナイン(撮影・後藤 正志)
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 阪神2軍は15日、首位争いをする2位ソフトバンクに敗戦し、連勝を「18」でストップした。9回には2死満塁と得点の好機を作ったが、江越が空振り三振。惜敗も平田2軍監督は「ゲーム的にもみんな集中力もってやってくれていたので、明日切り替えてやるっていうことだけ」と先を見据えた。

 以下は平田2軍監督の一問一答。

 ――連勝ストップ。
 「最後まで粘ってあと一押しというところまで行って、ゲーム的にもみんな集中力を持ってやってくれていたので、明日切り替えてやるっていうことだけ」

 ――ソフトバンクに首位を譲った。
 「結果的にはそうだけど、これで選手たちもまた奮起、明日のゲームもまた楽しみ。杉山だしな、球の速いピッチャーだし、明日またそういうバッティングしてくれるから。そういった意味では全然。たまたま今日負けた。何のあれもない」

 ――先発の二保は。
 「間も空いたしね。立ち上がり、4番のバッターもちょっと分からない、手探りなところもあったので、一発食らった後はよく粘ってたけどね。しょうがない」

 ――次回登板も先発で起用するか。
 「そうじゃない?」

 ――次回登板まで期間を空けるか。
 「間も何もおらんやんピッチャー。次の由宇からで投げなきゃいけないんじゃない。知らんで、あんちゃん(安藤コーチ)に聞いて」

 ――打線はチャンスをいかしきれなかった。
 「(佐藤)輝もまだまだ調子上げていってくれればいいし、陽川がちょっと当たってきたかな。そういったところでは良いピッチャーが来たら、ソフトバンクとかね、そうはいかん」

 ――陽川のバッティングは投手によって狙いが違った。
 「たまたま。ただ、コースに逆らわずにストレートに力負けしないバッティングをしていたので、その辺は調子上がってくればいいかなという感じだよね」

 ――佐藤輝の打撃フォームは変わったか。
 「知らない、日高とやってんじゃない。いろいろ試行錯誤してやってるので、その辺は分からん」

 ――3三振だったが。
 「別にいいんじゃないの。三振することをどう思うとかじゃないし、そのために今、ファームでやってるんだから。それはもう、また練習するなり、10日間どっちしにしても上がれないんだから。今いろんなところを足の上げ方とかバットの位置とかやってるんだから。そこは全然、気にもしてない」

 ――負傷交代した北條が心配。
 「うーん、それが心配やな。メンバー人数がいないのでね。今、トレーナーがチェックしてると思うんだけど。北條が故障か、どうかなというとこやね」

 ―病院には。
「それは、トレーナーがあれしてるんじゃないかな」

 ――左肩か。
 「詳しくはまだ聞いてないのよ。前もやったことがあるらしいわ。ガッと引っかかったわけ。どうかわからん」

 ――ベンチに帰ったときは。
 「そんなきつい感じじゃなかった。でも前にやってて北条が我慢強い、痛みに強い子だから、やっぱり交代しなきゃいけないということは痛くないわけない」

 ――16日は藤浪が先発。
 「これまた晋太郎(藤浪)がファームで杉山と投げ合いで。どうかというところでは、非常にまた楽しみになってくるね」

 ――1軍も首位攻防戦。
 「きのうの9回の同点のマルテのホームランなんてさ、やっぱりああいうところで1位にいるチームだなと思うよ。四球、四球でボカーンだろ。それまで拙攻が続いていたとは言いながらも、あそこでホームランが出るというのは4番としての最後の、あれは見事だな。やっぱり見てて粘りというのは感じるもんね」

 ――ファームも粘りがほしい。
 「ファームは関係ない。ファームは自分たちが1軍の選手見たってホームラン打ったからって喜ぶやつなんかおらんよ」

 ――首位攻防戦という意味では共通するが。
 「一緒にしちゃいかんよ。19連勝したら1軍のあれとはレベルが違うんだから。そこはまあ緊張感があるのはいい。それはいいねん。ただ「首位攻防戦」の意味合いが違うからね。みんな気を抜くことなくしっかり守って、ただ結果が負けたというだけで。そこは明日どういうゲームを(藤浪)晋太郎がピッチングしてくれるか。また明日の切り替え。杉山をどうやって打つか。明日、輝がバーンて打つかもしれん」

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2021年9月15日のニュース