長嶋茂雄氏 五輪中に侍ジャパン・稲葉監督に激励電話「負けるはずがないって言いました」

[ 2021年8月15日 23:34 ]

東京五輪開会式 聖火のトーチキスを行う(左端から)王貞治さん、長嶋茂雄さん、松井秀喜さん
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 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督が15日放送のテレビ朝日「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」(後9・00)にVTR出演。タレント・中居正広(48)と対談し、東京五輪について語った。

 7月23日、開会式。長嶋氏はソフトバンクの王貞治会長(81)、松井秀喜氏(47)とともに聖火ランナーを務めた。ミスターと4年ぶりの対談となる中居が「4年前にお話をうかがった時に、なんとしても東京五輪に携わることができれば、聖火ランナーで走ってみたいとおっしゃって」とコメント。長嶋氏は「それが現実になったわけですよ」と喜びを口にし、「日本で五輪をやるようになったからには最高に盛り上がってね。やっぱりやる時は、どうにかなるという気持ちに変わったり。歩いたり走ったり」と、当日のためにトレーニングを続けてきたことを明かした。

 コロナ禍に触れた中居が「1年延びたから、歩けるようになったのもあったのでは?」。長嶋氏は「多少はあったよね、1年延びたからね。(延期は)大きかったね」と返した。

 8月7日、米国との決勝戦に勝利して金メダルを獲得した侍ジャパンについては、「いい試合をやってね、日本の野球をこれだけ世界に強いということを見せてくれたことは本当に良かった」と語った。「阪神のキャッチャー、梅野選手。(巨人)坂本もいろんなところで、いい試合で打ったよね」と選手を称えつつ、「やっぱり何といっても、僕にいわせれば監督が要因になるような気がする。稲葉君がね、本当に良かったと思う」とした。

 チームを率いた稲葉篤紀監督(49)に五輪の最中、電話をかけたことも初告白した。「僕が試合をみてね、今の日本の侍チームは最高にいいチーム、絶対よそのチームに負けるはずがないって言いました。細かいこと(アドバイス)は言わないけどね、監督と2人でよしやりましょう、頑張りましょうって、こういう気持ちで話しました」と内容を振り返り、「(メディアに)話していない」と付け加えた。

 「この五輪が始まって(稲葉監督に)初めて電話しました」と、ダイヤルを回す仕草をしながら話した長嶋氏。中居から「(仕草が)古いですよ」のツッコミが入ると、「ハハハ」と柔和な笑みを浮かべ、「どうもすみません」と頭を下げた。

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2021年8月15日のニュース