阪神・西勇 4回無失点と好投「あまり投げないボールでカウントを取れた」 13日広島戦へ準備整った

[ 2021年8月6日 21:08 ]

エキシビションマッチ   阪神1ー0オリックス ( 2021年8月6日    京セラD )

<エキシビジョンマッチ オ・神(3)> 4回2死二、三塁、阪神・西勇はオリックス・T-岡田を空振り三振に抑え坂本と言葉を交わす (撮影・後藤 大輝)
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 阪神・西勇輝投手(30)がオリックス戦に先発し、4回2安打無失点と好投。後半戦開幕となる13日広島戦に向けて順調な仕上がりを披露した。

 「試したい球種を試すこともできましたし、変化球含め、あまり投げないボールでカウントを取ったりストライクを取れたりもできたので、良かったなと思います」

 初回は3者凡退に抑え、快調な滑り出しを切ると、2回は先頭の杉本に中前打を打たれたが、無死一塁からT―岡田を外角チェンジアップで一ゴロ併殺に仕留めた。この日は序盤から緩急を生かし、的を絞らせなかった。1―0の4回は死球と安打などで1死二、三塁。得点圏に走者を背負ったが、杉本を内角のシュートで見逃し三振、T―岡田もチェンジアップで空振り三振に仕留め、踏ん張った。

 前半戦は4勝(6敗)ながら、先発15試合と98回2/3はいずれもチーム最多。屋台骨を支えてきた右腕は中6日で向かう後半戦の初陣に向けて「期待に応えたいという思いしかない。託された思いに応えることを考えながら1週間調整していきたい」と意気込んだ。

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2021年8月6日のニュース