大一番先発託された森下「やるしかない」 原爆の日に黙とう「野球をやらせてもらっている感謝を持って」

[ 2021年8月6日 21:29 ]

7月31日のメキシコ戦で先発した侍ジャパンの森下(撮影・会津 智海)
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 7日の米国との決勝戦に挑む侍ジャパン。金メダルが懸かる大一番で予告先発された森下暢仁投手が6日、意気込みを示した。

 「もうやるしかない。良い結果を残せるようにやっていきたい。(大事な一戦を託され)本当になかなか、ないことだと思いますし、任された以上は監督、コーチ、期待に応えたい気持ちが強いですし、しっかり応えられるようにしたいです」

 前回登板は1次リーグ2戦目7月31日のメキシコ戦で5回2失点で、中6日で大一番のマウンドに向かう。シーズンでも対戦するオースティンを警戒し、「(シーズンでは)一発を打たれているので、明日はその一発を打たれないようにしたい。しっかり攻めていけたらと思います」

 この日は、広島に原爆が投下され76年を迎え、早朝に黙とうを捧げた。「いろんな思いがある中で、野球をやらせてもらっている感謝の気持ちを持ちながらと思っていました」と表情を引き締めた。

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2021年8月6日のニュース