市和歌山、エース小園温存で8強入り

[ 2021年7月21日 17:28 ]

和歌山大会3回戦   市和歌山7―0田辺工 ( 2021年7月21日    紀三井寺球場 )

ベンチで戦況を見守る小園
Photo By スポニチ

 弟分として、同じ練習メニューをこなしてきた2年生の米田天翼(つばさ)が今夏初先発で7回4安打無失点と成長をアピール。ベンチで見届けたプロ注目右腕・小園健太も「いい投球をした。自分もチームを勝たせる投球にこれからも徹したい」と刺激を受けていた。

 「市和歌山はボクだけじゃないというところを、米田が見せてくれた。投げ方のコツとか、いろいろアドバイスしてきたけど、ボクの2年のときより、力はついていると思う」と148キロをマークした米田の成長に目を細めた。

 秋田ではノースアジア大明桜・風間球打が、世代最速となる157キロを記録した。MAX152キロの小園も「そのニュースは知っています。すごいと思う。でも、自分はスピードより勝つことにこだわっていきたい」と準々決勝からの3試合に照準を合わせた。

続きを表示

2021年7月21日のニュース