楽天・涌井 気合空回り6敗 憧れ松坂先輩への思い秘めるも今季最短タイ3回、最多タイ6失点

[ 2021年7月11日 05:30 ]

パリーグ   楽天2―6西武 ( 2021年7月10日    楽天生命 )

<楽・西>3回、うつむきながらベンチへ戻る涌井(撮影・白鳥 佳樹) 
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 楽天・涌井は今季最短タイの3回、最多タイの6失点といずれも今季ワーストの乱調でKO。2回に5安打を集中されて4点を先制され、3回は押し出し四球など制球を乱して6敗目を喫した。

 西武・松坂が7日に現役引退を発表。涌井は横浜高の後輩で、西武では05、06年に一緒にプレーした。憧れ続けた先輩。「投げ合いたいという願いは誰よりも強く持っていた」という夢はかなわなかったが、「松坂さんから託された、名球会へのチャレンジを果たすことが恩返しになると思う」と話していた。しかし通算151勝目は手にできなかった。

 かつて10代でコンビを組んだ炭谷とは西武時代以来、8年ぶりのバッテリー。「19、20歳から知っている仲。今後修正したい」と炭谷が話した一方、石井監督は「今日に限れば誰が捕手をやろうが、涌井自身の内容が悪すぎた」と手厳しかった。

 【島内センセイ快音語録】いつもサロンパスにはお世話になってます。おとといは5枚、昨日は9枚使わせていただきました。本日もたぶん疲れると思うので37枚貼って寝ようと思います。(「サロンパスデー」として開催された3回に右前適時打。リーグトップの打点を64に)

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2021年7月11日のニュース