コロナ禍の西武 3度の劣勢跳ね返すも…ギャレットがぶち壊し 悪夢の逆転負け

[ 2021年5月28日 21:36 ]

交流戦   西武7ー10阪神 ( 2021年5月28日    メットライフD )

<神・西(1)> 9回2死一、三塁、ギャレットは佐藤輝に勝ち越し3ランを浴びる(撮影・後藤 大輝)
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 西武が悪夢の逆転負けを喫した。しかもルーキーに3本塁打を浴びた。

 2点リードの9回。4番手のギャレットがマルテ、大山の適時打で同点とされ、なお2死一、三塁。迎えた佐藤輝に対し、カウント1ボール2ストライクからの直球を右中間席に運ばれた。佐藤輝はこの日3本目だった。

 打線は3度の劣勢を跳ね返した。5回に同点に追いつき、再び勝ち越された6回には森の左中間ソロなどで同点に。7回に3たび勝ち越されたが、その裏、森の左越え二塁打を放ち同点。続く中村が阪神3番手の馬場のカウント1ボール2ストライクからの4球目の外角直球を右翼席に運んだ。

 8回は平良が開幕からの連続無失点を25試合に伸ばす3者凡退。完全に勝ちパターンだったが、ギャレットの乱調で勝利は逃げた。

 西武は27日に源田が新型コロナウイルスに感染。さらにこの日はニールと木村が所管の保健所から濃厚接触者と特定された。チームは計14人を入れ替えて臨んだ試合で、勝利はならず、借金2となった。

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