マリナーズ・雄星 オープン戦初登板で2回1失点 最速155キロ「充実した初戦だったかな」

[ 2021年3月3日 07:01 ]

マリナーズ・菊池雄星(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(29)は2日(日本時間3日)、アリゾナ州ピオリアで行われたインディアンスとのオープン戦に初登板し、2回を29球、1安打、1四球、3三振、1失点、1自責点の内容。まずまずの試運転を行った。

 直球の最速は96マイル(約155キロ)、三振はスプリットで1つ、スライダーで2つ奪った。失点は1回2死から3番バウアーズに四球を与え、4番ネイラーに95マイル(約153キロ)の直球を左越え適時二塁打され1点を失った。

 主な一問一答は以下の通り。

 ――3年目の初戦を終えて。
 「充実した初戦だったかなと思います。オフシーズンに取り組んできたことが表現できた部分がすごく多かったので、まずはいいスタートが切れたと思います」

 ――スライダーで三振を奪った。
 「スライダーの大切さというか、スライダーがすごく大事なボールになるというのはコーチやキャッチャーから、僕自身もわかっているので、オフシーズンすごく重点的に取り組んでやってきたボールなので、そのボールで2つ三振取れたのはプラスだと思います」

 ――有観客。
 「まだいろいろと制限がありますけれど、お客さんの前でプレーするというのは幸せなことだと改めて感じましたし、すごく楽しかったです」

 ――シーズンに向けて。
 「あとは一つ一つ精度を上げていけば間違いなく数字はついてくると僕は思って、それを信じてやっていきたいなと思っています」

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2021年3月3日のニュース