阪神 ドラ1佐藤輝甲子園初見参で推定140メートル含む8発

[ 2021年3月3日 13:44 ]

阪神・佐藤輝(撮影・椎名 航)
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 沖縄・宜野座キャンプを1日に打ち上げた阪神は3日、甲子園で全体練習を行った。ドラフト1位・佐藤輝明内野手(21=近大)はプロ入り後初めて本拠地・甲子園のグラウンドで体を動かし、フリー打撃ではその怪力を見せつけた。

 午後から行われたフリー打撃では序盤こそ打ち損なう場面が散見されたものの、34スイング目に右翼への柵越えで“甲子園1号”。ここから面白いように柵越えを連発した。37、39スイング目にはシーズン中なら賞金100万円のバックスクリーンへの柵越え。41スイング目にはバックスクリーン右へ弾丸ライナーでぶち込むと、極めつけはラストの58スイング目。背番号8から描かれた大きな放物線は、バックスクリーン左への推定140メートル弾。結局58スイング中8本の柵越えと、持ち味のパワーを聖地でもいかんなく発揮した。

 初の対外試合となった9日の日本ハム戦で本塁打を含む3安打デビュー。紅白戦も含むキャンプでの実戦は全11試合に出場し、41打数15安打の打率・366、9打点、2本塁打と大暴れしたが、その勢いはどこまで続くか。

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2021年3月3日のニュース