オリックス・兼任コーチの能見 初日からブルペン入り 直球のみ78球 「第1クールは全部入る」

[ 2021年2月1日 12:10 ]

<オリックスキャンプ初日>初日からブルペン入りした能見篤史(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの能見篤史投手兼任コーチが新天地でのキャンプ初日の1日、ブルペン入りした。抜群の制球力を証明するように内外角と高低を丁寧に突く内容で、クイックも織り交ぜるなど直球のみ78球を投じ、順調な調整ぶりを示した。

 「投げやすかったですね。例年よりは、しっかり動けているかなと、投げていて感覚があります」

 福良GM、湊球団社長が見つめる前で、黙々と投げ込んだ。阪神時代から黙々と投げ込む左腕はユニホームが変わっても、キャンプ初日のブルペン投球は変わらない。「基本、第1クールの間は全部(ブルペンに)入ろうと思っています」と力を込めた。

 チームは9日の紅白戦を皮切りに5試合を予定。「シート(打撃の登板は)ストライクを投げないといけないですから。紅白はもう言われているので」と能見。第3クール以降の紅白戦での登板が見込まれる。兼任コーチとしての正式な指導も解禁され、投げ終わりには、捕手役を務めた頓宮と言葉を交わした。「初めて受けてもらって投げやすかったです」と笑顔を見せた。

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2021年2月1日のニュース