ロッテ藤原は300万円増でサイン 全試合出場の誓い 交流戦で大坂桐蔭の先輩「藤浪さんと対戦したい」

[ 2020年12月10日 16:40 ]

契約を更改し、クリスマスのプレゼントを手にするロッテ・藤原恭大外野手(代表撮影)
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 ロッテ・藤原恭大外野手(20)が10日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、300万円アップの年俸1800万円でサインした。

 今季は開幕2軍でスタートし、10月にチーム内で蔓延した新型コロナウイルスの騒動中に昇格し、結果を残して1軍に定着した。「最初は2軍だったけれど、成績を見てもいい数字とはいえないが、内容としては手応えあった。1軍で出られたのはいい経験の材料となった」と振り返る。

 1軍では26試合に出場して打率・260、3本塁打、10打点、4盗塁をマーク。来季目標には「全試合出場」を掲げた。その上で、将来的に目指すものとして「ほとんどのタイトルは一度は獲ってみたい。最初は盗塁王とか、打率の首位打者を目指してやっていきたい。足の速さだけでは勝てないが、技術を高めていければ、30盗塁はできると思っている」と意気込んだ。

 また、今季なかった交流戦への思いも口にした。来季の阪神戦は甲子園で開催される可能性が高い。「藤浪さんは大阪桐蔭の先輩で、テレビで見ていた存在。打席に入って対戦したい気持ちはある。春夏連覇のときもみていたし、このチームに入りたいと思った。偉大な先輩です」と母校の先輩との勝負も目標の一つに掲げていた。

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2020年12月10日のニュース