阪神・大山 1億円到達! 福留、藤川らベテラン去り、球団高給選手の顔ぶれ激変

[ 2020年12月10日 13:18 ]

5300万円アップの1億円で契約を更改し会見する大山悠輔
Photo By 代表撮影

 阪神・大山悠輔内野手(25)が10日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季4700万円から5300万円アップの年俸1億円(金額は推定)でサインした。

 4年目の今季は開幕スタメンをマルテに譲ったが、マルテの故障離脱もあって、シーズン14試合目の7月5日、広島戦から4番に定着。終わってみれば116試合出場、打率.288、28本塁打、85打点と打撃3部門でキャリアハイをマークした。特に本塁打、打点においてはシーズン最終盤まで巨人・岡本らとキング争いを繰り広げ、28本塁打はヤクルト・村上と並ぶリーグ2位タイ、85打点は同3位と健闘し、球団も大きく評価した格好だ。

 今オフには、藤川(今季年俸2億円)、福留(同1億3000万円)、能見(同9500万円)らがチームを去り、チーム内の年俸順も大きく変動。すでに来季の契約更改を終えているのは西勇の2億円、糸井の1億8500万円で、大山は3人目の大台突破となった。今後は未更改の梅野(今季年俸1億円)、岩崎(同8000万円)、藤浪(同6300万円)、近本(同4500万円)らが控えている。

 チーム内の年俸順位は、フリーエージェント(FA)宣言による移籍の場合に大きく関係する。年俸が10位以内(AまたはBランク)の選手がFA移籍をした際には、旧球団に対して金銭や人的補償が発生するが、年俸が11位以下(Cランク)の選手には発生しない。(金額は全て推定)

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2020年12月10日のニュース