関学大・石丸 20奪三振で初完封、大学生活最後に快投 卒業後は社会人でプレー

[ 2020年10月24日 17:07 ]

関西学生野球連盟 令和2年度秋季リーグ戦 第7節1回戦   関学大2―0関大 ( 2020年10月24日    甲子園 )

<関学大・関大>力投する関学大の先発・石丸慶次郎投手
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 関学大の先発・石丸慶次郎投手(4年=西条)が20奪三振を奪う快投で、初の完封勝利を挙げた。

 「全部低めに決まっていた。高めに抜ける球も少なかったので、それが良かった」

 1―0の8回に仲間から援護点をもらうと、2―0の9回は1死二塁と得点圏に走者を置いたが、緩いスライダーを有効に使い、2者連続三振で、試合を締めた。

 甲子園での登板は初めて。聖地のマウンドに立っても「他の球場と変わらないです」と冷静に話した。

 積み重ねた努力が結果となって現れた。「後半になったらフォームがばらばらになってくる」と話す課題を克服するために、コロナ禍には1人暮らしの自宅近くのグラウンドでシャドーピッチングやネット投球などに取り組んできた。

 卒業後は社会人野球でプレー予定。「大学生活最後で良いピッチングができたことはこれからの糧になる」と話し、「野球やるからにはプロ野球選手目指していきたいです」と先を見据えた。

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2020年10月24日のニュース