DeNA 来季2軍監督に仁志敏久氏招へいへ 三浦氏に代わり若手育成担う

[ 2020年10月25日 00:05 ]

仁志敏久氏
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 DeNAが、来季の2軍監督として球団OBの仁志敏久氏(49)の招へいを検討していることが24日、分かった。今季限りで退任するラミレス監督の後任として、三浦2軍監督の昇格が決定的。三浦氏に代わって若手育成を担うべく、白羽の矢が立った。

 仁志氏は巨人、横浜(現DeNA)などでプレーし、二塁手として4度のゴールデングラブ賞を獲得。通算1591安打、135盗塁をマークするなど走攻守で活躍した。現役引退後は17年の第4回WBCで侍ジャパンの内野守備走塁コーチに。14年から侍ジャパンU12の監督も務めており、指導者としての経験を積んでいる。また、今年から江戸川大の客員教授に就任し、「スポーツ指導者論」を担当。技術にも理論にも通じた仁志氏に、新生DeNAの底上げを託すことになりそうだ。

 ラミレス監督は16~19年の4年間で3度、Aクラス入り。さらなるチーム力アップと98年以来のリーグ優勝に向け、若手の育成は不可欠となっている。仁志氏は07~09年に横浜(現DeNA)の一員として、三浦2軍監督とともにプレー。1、2軍の連携もスムーズに運ぶことが期待できる。

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2020年10月24日のニュース