ヤクルト、2カード連続勝ち越し!25年ぶりプロ野球タイ初回先頭から3者連続弾 最後はヒヤヒヤ

[ 2020年9月20日 22:03 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―6広島 ( 2020年9月20日    神宮 )

<ヤ・広>初回無死、青木は左ソロ本塁打を放ちナインに迎えられる(撮影・村上 大輔)
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 最下位のヤクルトが5位・広島の猛追をかわして8―6で勝利を収め、今季2度目の2カード連続勝ち越しを決めた。広島は2カード連続勝ち越しを逃して借金9。

 ヤクルトは初回、浜田、青木、山田哲が25年ぶり5度目、球団初のプロ野球タイ記録となる初回先頭から3者連続本塁打を放ち、3点を先取。3―1で迎えた6回には西田の2点適時打などで4点を加え、7回には主砲・村上も15号ソロを放って加点した。投げては小川が9回に7本の集中打で5点を失い、ノーヒットノーランを達成した8月15日のDeNA戦(横浜)以来今季2度目の完投を逃したものの、石山のリリーフをあおいで9勝目(3敗)を挙げている。

 広島は今季初登板初先発、プロ7年目で神宮初登板となった中村祐が初回に先頭から3者連続アーチを被弾。その後は4者連続三振を奪うなど復調気配にあったが、5回途中に左足を気にする仕草を見せて緊急降板した。このピンチは菊池保が無失点に抑えたが、1―3で迎えた6回に3番手・島内が1死も取れずに4失点。7回には5番手・高橋樹が最初に打席へ迎えた村上に初球を本塁打された。1―8で迎えた9回には代打・坂倉、ピレラ、上本の適時打などで5点を返して小川をマウンドから引きずり下ろしたが、そこまでだった。

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