巨人・北村 今季初スタメンで決勝2ベース 14球粘って塁に出た炭谷を見て「何とかモノにしてやろうと」

[ 2020年6月23日 21:22 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2020年6月23日    東京D )

<巨・広>ヒーローインタビューで笑顔を見せる投打のヒーロー北村(左)と戸郷(撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目・北村拓己内野手(24)が今季初スタメンで勝ち越しとなる決勝二塁打を放ち、チームの2017年以来3年ぶりとなる開幕4連勝に大きく貢献した。

 北村は「1番・二塁」で先発出場。1―1で迎えた5回、2死一塁の場面で入った第3打席で、広島先発左腕のK・ジョンソンから勝ち越しの中越え二塁打を放った。

 「その前の試合で初安打を打つことができたので、緊張もしましたけど、とにかく思い切ってプレーしようと思ってきょうは臨みました」とまずは今季初スタメンの感想を口にした北村。決勝打となった5回の二塁打について聞かれると「戸郷が頑張っていたので。あの打席は何とか後ろに、坂本さん、丸さん、和真(岡本)といいバッターが続いていくので、何とかつなげようと思って打席に立ちました」と振り返り「ピッチャーに投げさせてくれていたので、何とかモノにしてやろうという気持ちで」と9球ファウルで粘って14球目を安打にしてチャンスメークした8番・炭谷の思いにも応えた。

 「打った瞬間はセンターフライかなと思ったんですけど。何とか打球が伸びてくれと思いを込めて走っていました」と北村。今後に向けて「まだまだこれから長いシーズンありますので、まずはあしたの2戦目、そして3戦目とまた勝てるように頑張っていきたいと思います」と初々しく決意を語った。

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2020年6月23日のニュース