関西六大学野球 6月8日以降の開催へ再延期 春季は無観客で1試合総当たり

[ 2020年4月15日 13:46 ]

 関西六大学野球連盟は15日、春季リーグ戦を無観客試合の1試合総当たりとし、6月8日以降の開催へ再延期することを決めた。この日、臨時理事会が予定されていたが、大学側から外出禁止を通達されている監督も数名いることから開催を急きょ中止。“3密”を避けメールでの配信に変更した。

 当初は今月4日の開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月26日に臨時理事会を行い、無観客試合の2試合総当たりで今月25日開幕に延期していた。ところがその後、野球部ではないものの加盟校の京産大でクラスター発生が発覚。各大学で5月初旬まで課外活動禁止などの措置が取られ、練習に1カ月程度の期間が必要と判断し、今回の決定に至った。

 今後については5月中旬頃に再度理事会を開き検討する。森川敏朗理事長は「5月6日以降、緊急事態宣言が解除されるという前提。延長されれば再度検討せざるを得ない」と見通しを語った。

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