元日本ハム、阪神OB片岡氏 コロナ感染…YouTubeで公表、8日から入院中「必ず復帰します!」

[ 2020年4月15日 05:30 ]

片岡篤史氏
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 阪神、日本ハムOBで本紙評論家の片岡篤史氏(50)が14日、新型コロナウイルスに感染して入院していることを明かした。

 同日午後7時過ぎに動画配信サイトYouTube「片岡篤史チャンネル」内でも病室での様子を動画で配信。ベッドの上で酸素吸入のためとみられるチューブを鼻に付けた入院着姿で「みなさん、こんばんは。片岡篤史です。私、新型コロナウイルスに感染してしまい、4月8日から入院しています」と自らの言葉で伝えた。

 それ以前は12日に動画配信があり「みなさんに観てもらっている動画はストックしていたもので、動画の更新がなくなったらストックしていた動画がなくなったと思ってください」と視聴者に説明。「いまコロナで世の中、大変なことになっています。みなさまも今まで以上に十分予防していただいて、感染されないようにしてください」と呼びかけた。

 著名人が感染している現状を自ら映像を通して伝えるケースは珍しく、新型コロナウイルスの怖さを身をもって訴えた。動画の最後には「必ず復帰します! 待っていてください」と字幕を添えた。

 片岡氏はPL学園3年時の87年甲子園大会で春夏連覇を達成。同大を経て91年ドラフト2位で日本ハム入り。02年に阪神へ移籍し06年に現役引退した。10~12、16~18年は阪神で1軍打撃コーチやヘッドコーチを歴任。退任後は野球評論家としての活動に加え、19年秋に開設したYouTubeチャンネルにおいて高校の2年先輩に当たる清原和博氏を招いた動画を配信するなど話題を呼んでいた。

 プロ野球界では阪神・伊藤隼太、藤浪晋太郎、長坂拳弥の3選手や元近鉄監督・梨田昌孝氏の感染が公になっている。

 ◆片岡 篤史(かたおか・あつし)1969年(昭44)6月27日生まれ、京都府出身の50歳。PL学園では3年時に4番として甲子園の春夏連覇に貢献し、同大を経て91年ドラフト2位で日本ハム入り。02年から阪神へ移籍し、06年限りで現役引退した。通算1569試合で1425安打、打率.270、164本塁打、717打点。10年以降、阪神で1軍打撃コーチやヘッドコーチを歴任。右投げ左打ち。

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