白血病と闘う北別府さん 疲労蓄積の愛妻に代わって夕食づくりも苦笑「なんだか、酒のつまみばかり」

[ 2020年4月14日 14:30 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が14日、自身のブログを更新。新型コロナウイルス感染拡大の影響で骨髄移植が延期となったために戻った自宅で妻に代わって夕飯を作ったことを明かした。

 「ステイホーム中の楽しみはもちろんTV。一日中、ぼーっと観ていられたら幸せ。昨日、やっていたカープの映像」と古巣・広島関連の話題を取り上げるテレビ放送を楽しんだことにまずは触れた北別府さん。

 前日13日には骨髄移植のドナーが息子であることを明かして「私のドナーとなる息子の末梢血幹細胞採取の日」「この日まで数回の治療で通常は5000から8000くらいの白血球数を56000まであげて本日に臨んでくれている」と息子の状態を報告していたが、その後の北別府家の様子を明かした。

 「昨日は、家内が息子の付き添いで夕方帰宅後、ソファにひっくり返っていたので私が晩ご飯を作ってみた(^^)」として写真3枚をアップ。「包丁使ってはいけなかったけど慎重に少しだけ、、」とし「鹿児島から送ってきた竹の子」「空豆焼き」「またもカニカマとメンマ」「畑のニラの卵とじ」「大きくなってきた新玉ねぎ」と自ら育ててきた野菜たちも使って料理を楽しんだ様子を明かした。そのメニュー内容に「なんだか、酒のつまみばかり」。額に汗して苦笑いする絵文字も付けて笑いを誘った。

 北別府さんの骨髄移植は今月半ばの予定だったが、新型コロナの影響でゴールデンウィーク明けまで延期に。前日13日のブログでは「通常ならドナーから抜いた造血幹細胞を隣で私に入れていくらしいのですが諸般の事情で私への移植は延びましたから冷凍保存したものを私の身体へ、、、凄い医療です」と説明していた。

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2020年4月14日のニュース