日本ハム・栗山監督 新球場起工式で誓い新た「23年には絶対に日本一に」

[ 2020年4月14日 05:30 ]

新球場の起工式に出席した(左から)稲葉氏、栗山監督ら
Photo By 代表撮影

 日本ハムは北海道北広島市で23年開業予定の新球場「エスコンフィールド北海道」の新築工事起工式を行った。本塁付近で鍬(くわ)入れの儀を行った栗山監督は「23年には絶対に日本一にならなければいけない(球団としての)使命は感じている」と将来も見据えたチームづくりを進める考え。その上で清宮、吉田輝、万波ら新球場の顔として期待される若手に対しても「こんなにモチベーションが上がって野球をやれることなんてない。そこに向けて頑張らなければ退場だろ」と厳しい言葉で成長を期待した。

 球団は球場を起点とした街づくりも目指す。栗山監督は「大阪では野球が生活の中に入っている。こっちはまだ足りていない。生活の中に入れてもらうために次の10年に向かっていく」と言葉に力を込めた。(東尾 洋樹)

 ≪稲葉SCO「世界中から愛される球場になって」≫侍ジャパン監督の稲葉SCO、昨季限りで現役引退し、スペシャルアドバイザーに就任した田中氏も参加。稲葉氏が「いよいよ新球場が動き始める。ファイターズファンのみならず、世界中から愛される球場になってほしい」と話せば田中氏は「ここが北海道のシンボルになるように、世界からたくさんの人たちが訪れて、ここを拠点に北海道の素晴らしさを伝えていけたら」と笑顔で話した。

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2020年4月14日のニュース