愛称覚えてね!阪神 新助っ人エドワーズ 本拠地登場曲は全米1位&グラミー賞の名曲

[ 2020年2月20日 05:30 ]

ノックを受け、笑顔でグラブトスするエドワーズ(撮影・椎名 航)
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 聖地に“ビッグジョン”コールを巻き起こす。阪神の新助っ人ジョン・エドワーズ投手(32)が、今季の本拠地登場曲に米国のカントリー歌手、ジミー・ディーンの「ビッグ・バッド・ジョン」を選んだことを明かした。

 「(ビッグジョンの愛称を)ファンにも覚えてもらいたいね」
 選曲にはちょっとした“仕掛け”がある。「ビッグ―」は1961年に全米チャート1位を獲得しグラミー賞にも輝いた名曲。歌い始めから渋い歌声で連呼される「ビッグジョン」のフレーズが特徴的だ。

 実は1メートル96、108キロの体格と、ファーストネームを組み合わせた「ビッグジョン」は、エドワーズがチーム内で浸透させようとしている愛称。セットアッパーとして期待されるだけに、リードしている展開での登板となれば楽曲に合わせた虎党の「ビッグジョン」コールでマウンドに上がる光景が定着するかもしれない。

 シーズンで安定したパフォーマンスを見せるための調整は順調だ。きょう20日の楽天との練習試合で対外試合デビューが決定。登板前日はブルペン入りせずショートダッシュなどで汗を流し「積極的に攻めて、バッターと対戦して自分の仕事ができれば。有利なカウントに持っていって打者を打ち取りたい」とテーマを掲げた。

 矢野監督も「実戦になれば良さも出るし、課題も出てくると思う。そこでしか判断できない、見えない部分があるので、それが楽しみ」と期待。中継ぎで1イニングを予定しており、上から投げ下ろす150キロを超える直球と落差の大きいカーブにカットボールと全球種を駆使して鮮烈デビューを飾るつもりだ。
 「春季キャンプは順調に過ごしている。疲れも出ているけど、コンディションを整えていくことができているね」。「PJ」と呼ばれたジョンソンの穴埋めを担う男「ビッグジョン」が2020年勝利の合言葉になる。
(遠藤 礼)

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2020年2月20日のニュース