中日 精彩欠き巨人に黒星 練習試合後に戻って練習「僕らには時間がない」

[ 2020年2月20日 05:30 ]

練習試合   中日1―5巨人 ( 2020年2月19日    沖縄セルラー )

5回無死、中日・根尾は2打席連続三振に倒れる(撮影・森沢裕)
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 1―5のスコア以上に惨敗の内容に、中日の与田監督は「今から北谷に戻って練習します」と試合後の会見を締めくくった。那覇セルラーからそのままキャンプ地に戻り、18時半まで1時間半以上も自主練習。「帰って練習するよとしか言っていない。各々感じた人間がやればいい」と強制はしなかったが、高橋や根尾ら、ほとんどの選手が球場、室内練習場、ブルペンに別れて課題と向き合った。

 ドラフト3位の岡野(東芝)のデビュー戦でもあったが、3回2失点には課題も満載。新人ということを差し引いても「テンポが悪く、間延びしていた」と採点し、岡野も「失点は2つともに初球が甘く入ってしまった。入り方をしっかりやらなければ」と反省した。得点は福田の適時打のみ。こちらも頭を悩ませる問題で「甘いボールが振れない。去年の課題が生かされていない」と指揮官は嘆き節だ。さらに守護神候補の岡田、藤嶋ともに乱調で「次は厳しい目で見る」と加えた。

 7年連続Bクラスで、昨季は1点差負けが27試合。「僕らには時間がない。去年、結果を残せなかったチームなので」。ここまでセ・リーグ相手に1勝3敗。試合後に大島、平田の1軍合流と、巨人戦で3打数無安打に終わった伊藤康の2軍降格が決定。ムチを入れる日が来たようだ。

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