広島・誠也が志願出場で代打適時二塁打 前日ふくらはぎに打球も「まだ25歳」

[ 2020年2月17日 05:30 ]

練習試合   広島13―8中日 ( 2020年2月16日    北谷 )

<中・広>4回表2死一、二塁、鈴木は左越えに適時二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 広島・鈴木誠が中日との練習試合に志願出場した。4回2死一、二塁で代打登場。昨季公式戦では一度だけの慣れない代打でも、2ボールから山本の直球を捉えた。高く上がって左翼のラバー付近に当たってからファンスを越えたエンタイトルの適時打二塁打で、心配を払拭(ふっしょく)した。

 15日の阪神戦では練習で右ふくらはぎ付近に打球が当たったことで欠場したばかり。一夜明けて佐々岡監督に出場を訴え、沖縄市での残留練習に参加する当初予定を変更した。「暇なので」と冗談を交えながら、「そんな立場ではない。自分はまだ25歳。特別扱いのようにはしてほしくない」と強い自覚をにじませた。

 ウオーミングアップから全体練習に加わり、軽めのダッシュなどもこなした。二塁へ出塁後は代走を送られて1打席で交代。休日明けの18日からは問題なく完全復帰できそうだ。少々の負傷で休むという選択肢はなく、打撃についても「しっかりスイングできています」とうなずいた。

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2020年2月17日のニュース