ロッテ・ドラ1朗希 “足元見つめて”ノック切り上げ決断

[ 2020年1月30日 05:30 ]

ノックを受けるロッテの佐々木朗(撮影・島崎忠彦)
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 ロッテのドラフト1位・佐々木朗(大船渡)は沖縄・石垣島での先乗り自主トレで、ノックをわずか20球受けたところで切り上げた。同4位・横山(専大松戸)、育成1位の本前(北翔大)が受け続けている中での決断。163キロ右腕は「下が緩かったのと、イレギュラーもしていた」と説明した。

 前日からの小雨で、グラウンド状態は悪く、足を滑らせる危険性があった。ブルペンで投げたい気持ちを抑え、ここまで順調に来ているだけに慎重を期した。室内練習場に移動し、体幹トレーニングとストレッチに専念することに方向転換した。

 前日、西武の出陣式に出席した松坂から「僕も注目された1年目だった。自分で考えながらやれればいい。気づかないときは周囲がサポートして」とエールを送られていた。2月1日から「朗希フィーバー」が本格化するが「松坂さんが言ってくださったことを思いながらこれからキャンプを過ごしていきたい」。163キロ右腕はしっかりと足元を見つめていた。 (横市 勇)

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2020年1月30日のニュース