中日・石川昂 アピール弾狙う!キャンプ中に1軍切符獲りだ

[ 2020年1月30日 05:30 ]

沖縄入りした中日の石川昂は、自身のネームタオルを手に笑顔(撮影・椎名 航)
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 中日の66選手が29日、キャンプ地の沖縄入り。ドラフト1位・石川昂(東邦)は、自慢の長打力でアピールすることを誓った。

 「ホームランは打ちたいですね。自分が求められているのは、そこ(長打力)だと思うので狙うべきところです」

 プロ初のキャンプは2軍スタートとなったが、目標とする開幕1軍に向けてキャンプ中の1軍昇格を狙っている。昇格のために重要となるのが2軍での実戦だ。

 仁村2軍監督は、オープン戦初戦となる2月22日の阪神戦(北谷)をメドに1軍へ推薦するか判断する方針。その日までに2軍は5試合、練習試合が組まれている。高校通算55本塁打の未来の4番候補は「久々の実戦なので最初はタイミングが取れないと思う。どんどん振れとスカウトの方からも言われている」と三振を恐れず思い切りバットを振り、どでかい一発をぶち込むつもりだ。

 早ければきょう30日にもキャンプ地の読谷でプロ初の屋外フリー打撃を行う。「プロの球を早く打席で見たいですね」。はやる気持ちを抑えられない18歳が、1軍切符を勝ち取るため、南の島でアーチをかける。(徳原 麗奈)

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2020年1月30日のニュース